ABOUT COACHING
コーチングとカウンセリングの違い|どちらを選べばいいか
似た言葉が並んでいて、自分がどれを受けるべきか分からない。そういう声をよくいただきます。違いは「扱う時間軸」と「主導権の置き場所」の2点です。判断できる形で整理しました。
3つの違いを表で比べる
| コーチング | カウンセリング | コンサルティング | |
| 扱う時間 | これからどうするか | これまでに何があったか | これからどうするか |
| 答えの所在 | ご本人の中 | ご本人の中 | 提供する側 |
| 主な目的 | 行動と成果を変える | 回復と安定 | 課題解決の実行 |
| 向いている状態 | 動ける状態にあり、方向を決めたい | つらさが強く、まず落ち着きたい | やることは決まっており、進め方を知りたい |
| 医療行為 | ではない | 臨床心理・医療領域を含む場合がある | ではない |
大きな分かれ目は、いま動ける状態かどうかです。気分の落ち込みや不眠が続いていて日常生活に支障があるなら、コーチングより先に医療機関やカウンセリングが適しています。逆に、動けるけれど方向が定まらないという状態なら、コーチングのほうが早く進みます。
「コーチングは意味がない」と言われるのはなぜか
効果を感じられなかったという声には、いくつか共通した原因があります。
- 話を聞いてもらうだけで終わった:すっきりはするものの、翌週の行動が変わらない
- やることを増やしすぎた:一度に5個決めると、どれも続かない
- 状態と手段が合っていなかった:まず休養が必要な段階で目標設定をしていた
- 抽象的なまま終わった:「自信を持つ」では、明日何をするか決まらない
当社では、毎回のセッションで次の1週間に試すことを1〜2個だけ決めて終わります。増やさないこと、具体的な動作まで下げることを設計の一部として扱っています。
脳科学をベースにすると何が変わるか
「できない理由」を性格や意欲に求めると、対策が精神論になります。注意の向け方、記憶の保ち方、感情の立ち上がり方という働きから見ると、原因の置き場所が変わります。
- 先延ばし → 意志の弱さではなく、開始のコストが高い状態
- 集中が切れる → 根気の問題ではなく、切り替えの回数が多い状態
- 忘れ物が多い → 不注意ではなく、記憶に頼りすぎている状態
- 感情に振られる → 未熟さではなく、復帰の手順を決めていない状態
言い換えると、責める対象が「自分」から「やり方」に移ります。やり方は今日から変えられます。
初めての方が抱きやすい疑問
何を話せばいいか分かりません。
準備は不要です。「なんとなくこのままでいいのか分からない」という状態から始まる方がほとんどです。こちらから質問しながら、困っている場面を具体化していきます。
目標がないと受けられませんか。
いいえ。目標を決めることそのものをテーマにしても構いません。やりたいことを先に決めようとすると止まるため、動ける材料を先に探す進め方もあります。
どのくらいで効果が出ますか。
行動が1つ変わるのは初回からありえます。生活のリズムとして定着するまでは、月2回×3か月を目安にご案内しています。
通院中でも受けられますか。
当社のサービスは診断や治療を目的とする医療行為ではありません。通院中の方は、主治医にご相談のうえでのご利用をおすすめしています。状態によっては、まず治療を優先いただくようお伝えすることがあります。
料金はどのくらいですか。
サービスページに目安を掲載しています。内容と回数によって変わるため、ご相談時にご案内します。
どれが合うか
分からなくても大丈夫です。
ご相談の段階で、コーチングが適しているかどうかも含めてお話しします。
